婚約者を捨てて浮気相手と付き合うようになるまでEpisode2(初デート編)

前回までのあらすじ

 

箱根のホテルで勤務し始めて4ヶ月経った頃。

任期満了が間近に迫っていて、彼氏との婚前旅行の準備をそろそろ始めようとしていました。

 

ある日、それまで関わらないようにしてきたフロントフタッフの男性と仲良くなり、なんだかその人が気になる。

 

「ご飯ご馳走してくださいよ!」と言ったのは私ですが、

LINEを交換しようと言ってきたのは向こうからなので、私は何も悪くない。(責任転嫁)

 

 

 

倦怠期

 

フロントの彼と出会う前から、何となく「そう」感じていた。

 

彼氏との連絡が億劫になってきた、と。

 

私は箱根、彼は千葉だったので、なかなか会えない分、頻繁に連絡を取り合っていました。

 

それは今思えば異常な頻度でした。

 

朝から晩までずーーっとLINE。

仕事中でも関係なく、私がLINEをすれば10分以内には必ず返信してくれたし、

私が昼休みや寝る前には毎日必ず電話をしていました。

 

当初は、私も彼のことは大好きだったし、話すことでストレス発散になっていたので、

他人から見て「ラブラブすぎない?」って言われても全く気にしていませんでした。

 

でも、ある日突然、彼の声を聞くのが嫌になってしまったんです。

連絡するのが面倒くさい。

 

「そろそろ飛行機のチケット買おうか、あとみあのご両親にも会いに行きたいな」

「あー、次のシフト出るまで待って」(もう出てるけど)

 

それまで散々2人でああしたい、こうしたいって話していたのに、

いざ次に進もうとすると尻込みしてしまう私。

 

このままでいいのか?

このまま、彼氏と婚前旅行にいけるのか?

 

学生時代から、彼と結婚する前提で将来設計を立てていたのに、

これは果たして私が望む未来なのか?と分からなくなってしまいました。

 

マリッジブルー???

 

そんな時期に、例のフロントの彼と仲良くなってしまったんですよね。

 

とある休日、私は昼からお酒を浴びるように飲んでいました。

 

彼氏への気持ちが揺らいでいるけど、次の連休には親にも合わせなきゃいけないし、

旅行の準備もそろそろ始めないといけない。

旅行から帰ったら一緒に住む部屋も探して、仕事も探して…。

 

でも、気持ちは乗らない。

そんなどうしようもない状況になると、お酒に頼りたくなっちゃうんですよね。

夕方にはもう出来上がっていました。

 

すると例のフロントの人から「今帰宅したー。今何してるの?」とLINEが。

 

 

酔っ払って絡んだらデートに発展した

 

私は、何も考えずに(酔ってたからね)その人に電話しました。

少しびっくりした様子のリアクション。

「おつかれー。どうしたの?」

「おつかれさまでーす!!〇〇さんさぁ、ぶっちゃけ私のこと、どーう思ってんの?」

 

「え?え?え?笑」

 

完全に酔っぱらいの悪絡みです。

「みあちゃん寮でしょ?壁薄いんだから他の人に会話聞かれたらまずいよ」

「はー?別に聞かれたって困ることないし~」

 

普通に考えて聞かれたら非常に困る。

ただでさえ噂が広まるのが早いのに、

彼氏持ちの派遣スタッフと、フロントで唯一の独身男性が電話する関係なんて知れたら、

「え、どーなってんの?なんであの2人が?」って。

 

 

でも、その時は「噂になっても別によくね?」って何も考えていなかった。

(酔ってたからね。)

 

散々悪絡みしたあと、

「ちょっと待ってて~トイレいってくるー!」と5分ほど放置している間に、彼との通話は切れていました

(当たり前だ)

 

あー、終わった。

別に〇〇さんのこと「かっこいいなー」って思ってるだけで、どうにかしようって気持ちはないし、別にいいや。

そう軽く凹んでいると、さっきまで電話していた彼からLINEが来ました。

 

「酔ってるなー笑

寮だから電話はまた違う時にね。

明日は休みでしょ?ご飯でもどう?」

 

嘘だろ。

酔っ払って絡んで、さっきあれだけドン引きさせたのに、なんでご飯連れてってくれるわけ??

私は、もちろんこう返事しました。

 

 

        「いくーヾ(●´∇`●)ノ♡」

 

 

初デート

 

駅での待ち合わせ。

彼は普段のホテルマンのパリッとした制服姿とは違って、休日らしくカジュアルな格好をしていました。

 

オシャレだし背高いし、やっぱりかっこいい。

 

「おう!おつかれ〜。酔いは冷めた?笑」

「昨日は、大変申し訳ございませんでしたっ!!!!」(土下座)

 

「ほんとだよ笑。俺の車で向かうから。帰りは寮まで送るよ」

「あざます!!!」

 

向かった先は湘南にあるショッピングモールの中のバイキングレストラン。

 

食事中は私の旅のこと、仕事のこと、お互いの恋愛観など色々な話をしましたが、

何を話してもずっと笑っていました。

何ヶ月も箱根の山奥に篭りっきりだったので、プライベートで彼氏以外の人とこんなに話したのは久々。

 

 

食事をご馳走してもらったあと、1時間ほど街を1周し、その後は近くの海を散歩しました。

すでに日付をまたいでいたのですが、まだまだ無限に話していたい。

海も散歩したあと、私の寮に向かおうとした時、

「○○さん、眠くないですか?」

「全然。みあちゃんと話してるとすっごいラクだし楽しいからねー。盛り上がっちゃって。笑」

「じゃぁ、もう少しドライブしてもいいですか?」

「もちろん」

 

既に夜中の3時近くでしたが、少しでも長く一緒にできるように、と遠回りして車を回してくれました。

 

その時に私の彼氏の話になりました。

結婚する予定があること、そして倦怠期で彼との接し方が分からないことも全て話しました。

 

あくまで私の経験上の話ですが、

女に彼氏がいるのに他の男性と2人でデートする時点で、事案です。

しかも「彼氏と上手くいっていない」とそのデート相手に伝えるということは、まぁそういう事なんですよね。

 

 

「どうしたらいいんでしょうね〜」

「まぁ、ゆっくり考えなよ。また一緒にご飯でも行こう」

「約束ですよ!」

 

 

これって告白?

 

初デートから帰ったあと、彼にお礼のLINEをしました。

すると、すぐに返事が来ました。

 

「みあちゃんって本当にコミュ力高いね。俺、女の子と出かけてこんなに笑ったの始めてだよ」

 

「私もめっちゃ楽しかったです!

でも、〇〇さんって別に私に興味ないでしょ?私、○○さんと比べてめっちゃガキだし」

 

「興味なかったから、飯奢らないし、深夜までドライブしないし、

面倒くさがりの俺がこんなにLINEしないよ。文句ある?」

 

え?

文句?

ねぇよ!!!!かわいいな!!!

 

 

「彼氏いるの知ってるけど、正直みあちゃんにすごいのめり込んでる自分もいる。

困らせてごめんな」

 

これって告白?された?

 

 

次の日からも、その彼とはずっとLINEをしていました。

 

しかし、私はリゾートバイトの派遣社員で、もうすぐいなくなる身。

この「友達でもなければ恋人にもなれない」曖昧な関係のまま、

お互い食事するだけの軽い付き合いで終わるんだろうなーという気持ちもありました。

 

 

同時に、少し不器用だけど気持ちを伝えてくれた彼に対して、

「私ってば何してるんだろう」と思う罪悪感もある。

 

彼氏いるくせに、他の人とデートして。

浮気ばっかしてきた私でも、申し訳ないという気持ちはあるんです。

 

 

最後に

 

結局、フロントの彼とデート日も次の日も、彼氏のLINEは既読スルー。

 

彼氏からは

「どうしたの?最近、みあからの連絡減ってるから心配してる(涙)でも愛してるよ♡」

と次々と新たなメッセージが届く。

 

その度に、

「ごめんー!職場の友達の部屋で女子会してた!何も心配しないで〜。私も好きだよ♡」

と嘘をつく毎日。

 

 

でももう、「愛してる」なんて思ってない。

 

さすがに、もう限界になってきた。

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ABOUTこの記事をかいた人

1993年タイ生まれ千葉育ちのブロガー、webデザイナー。 バックパッカーとして法政大学法学部在籍中に25ヶ国訪問。 卒業後は大手ディベロッパー企業に就職するが半年で退職し、日本周遊。その後は福島や箱根のホテルで働き再び海外へ(現在32ヶ国)。 20歳の時に50歳からプロポーズされたのを機に自称モテ人生が始まる。 22歳で17歳年上のアラフォー男性と婚約するも、11歳年上の男性に走り婚約解消する。 得意分野は「旅」と「年の差恋愛」。